最適の文字数

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ちょっと思うところあって、有名新聞の1面のコラム記事や社説の文字数を数えてみた。

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日本経済新聞

1面のコラム記事『春秋』: 564文字

社説 : 960文字

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朝日新聞

1面のコラム記事『天声人語』: 606文字

社説 : 1125文字

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「職業に貴賤はない」なんて言葉もあるが、アレは間違いなく嘘である。

『人の不幸と悪口がメシの種』であるところの新聞屋を「賤(いや)しい仕事ではない」と言える連中がいるとしたら、ちょっと狂った感性の持ち主と言わざるをえない。

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そんな新聞屋連中が何を勘違いしてんのか、やたら説教くさい道徳じみた事を書いたり正論っぽい事を言ってのけたりするのが、1面のコラム記事や社説だったりする。

……んで。

多くの新聞の読者がついつい読んでしまうのも、あの1面のコラム記事や社説だったりするのだ。

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逆の言い方をすれば。

あの1面のコラム記事や社説は、ついつい読者が読んでしまうちょうどいい文字数に設定されているということだ。

600文字前後か1000文字前後。

これが、日々を重ねて読んでもらう文字コンテンツとしては最適の文字数と言えるのではないか。

おれも今後、記事を書く際はこの文字数を意識していきたい。