チヤホヤされたい

今回の投稿の内容は『生産性の再現性』に関する記事の補足。

生産性を意識した結果。

『作画作業に力を入れたいと思うときは余計な情報を入れないようXやpixivはなるべく見ない』

自分の場合、これはもう徹底した方がいいと考えている。

________

…え? 何?

「Xにもpixivにも、色々な絵師さんの素晴らしい作品がアップされているじゃない。それを自分の刺激にしようと思わないの?」

とな??

……は。ははは。

正論だね。いやはや、まったく。実におっしゃる通り。

実際、多くの絵師さんはそうしているわけだしね。

……じゃあ、なぜ俺がそれをできないというと……。

________

羨ましいからだよッ!

色々な絵師さんが! 素晴らしい作品を次々とアップして!

万バズ決めてめっちゃたくさん好意的なコメントをもらっている様子が! 

羨ましくて! 妬ましくて! たまんねえからだよッ!!

いいなぁ……キラキラしているなぁ……

「なんで自分はそうじゃない」

深淵の底で、水面の光を遠く見上げている幼体期の『白面の者』といい勝負ができるんじゃないかってくらい、羨望と嫉妬の感情に苦しめられてしまうんだ。

つまりは! 俺も! 

チヤホヤされたいの!

あの人たちみたいに!!

でもそれが叶わないんならさ……。

あの人たちをなるべく見ないようにするに越したことないだろ!?

違うか? 

俺、なんか間違ったこと言っているかッ!?(涙)

________

 

……。…………。………………。

…………やばい……。

この文章ここまで書いてきて、マジで凹んできた。

……ちょっとタバコ吸ってくる……。

 

________

 

ただいまー。

はは、いいねニコチンは。

タバコなんて麻薬の類だけど、幻覚などの副作用もなく鎮静剤としての効用を発揮してくれるのはホントーに有難い。

…というわけで。

ちょい落ち着いたので、とりま今回の「チヤホヤされたい」の記事の元ネタとなった漫画を紹介しておきますね。

漫画家 高遠るい の傑作 ボイス坂 の一幕から。

そう。

人間てのはとどのつまり ─ 誰だってチヤホヤされたい。

そして、自分の才能に期待しちゃうわけです。

________

…でもねぇ…。

自分の場合、Xではチヤホヤしていただけないのです。

作業時間2時間超えて頑張って描いた絵も、エロじゃなけりゃ『いいね』が一個か二個しかもらえないことも珍しくありません。

んで。毎回毎回、失望するわけです。

期待した自分が馬鹿だった、と落ち込んだりするのです。

________

ちょっと突っ込んだ話をするなら。

まったく知らないクリエイターさんがXで万バズしてても、そう悔しくはありません。しょせん知らない人だし。

でも、何年もお付き合いしてる絵師さんが何百ものいいねや何十のRPをもらっている様子を見るのは羨ましくて仕方がない。

pixivにしても、そう。

毎日のように素晴らしい作品をアップしているクリエイターさんを見るたびに、その才能とエネルギーに羨望と嫉妬してしまう。

そして、わが身をかえりみて悲しく、そして惨めになるわけです。

自分の場合は中高年に分類される年齢なので、自分の創作者としての才能とエネルギーの限界は見えてしまっているという事情があります。

……まぁ、つまりは。

「チヤホヤされたいけど、それが叶わない」

という自分を認めるしかない。そういう話です。

________

前述のボイス坂のヒロインは、まだ20歳そこそこ。

若さゆえに、大いに懊悩や羨望、挫折をすることができます。その苦しみの果てに、一歩一歩自分の夢に近づいていく物語は本当に素晴らしい。クリエイターを夢見る全ての若者に「これは必見の漫画だ」とオススメしたいほどです。

しかし、自分はもう若くはないのですよ。

____

ならば。

「今日明日は作画作業にマジで取り組むか」

というときは、チヤホヤされている人達に目を背けて自分の作業に取り組むのが一番。

あと、最近は絵を描いたらすぐにXに投稿することもなるべく控えるようにしています。

まずはこの自分のサイトにアップする。

どうせXに投稿してもチヤホヤしてくれないんだもの。なら、出来立て熱々の状態の作品をXにアップするとか愚行もいいところ。

「Xには、サイトにアップした作品の余りものを『宣伝目的』に投稿しておけばいいんじゃないか」

くらいの感覚でいる今日この頃。

________

だって

チヤホヤされたい自分に、全然チヤホヤしてくれない人達のために頑張るとか、どう考えても時間とエネルギーの無駄遣い

ですもん。

……つまりは、そういうこと。

まぁ、『いい大人の男が何言っているんだ』と自戒する気持ちもあるにはあるのですが。でも、そういう変なカッコつけはしない方が、これから色々とうまく回るような予感もあるのです。

________

……というわけで。

今回の記事の趣旨は

「チヤホヤされたいけどされない人は、チヤホヤされている人達を見ないようにしつつ、自分の作業に専念するのが良いのではないか」

…というものでした。

自分と同様、自分の才能の限界が見えていて、かつ時間とエネルギーが限られている中高年以降のクリエイターの方ならば頷く箇所もあったのではないかと思います。(苦笑)

今回の記事が、多少なりとも皆さんの参考になる内容だったならば幸いです。

 

≪ 終 ≫