拘束されたい

9月20日(日)

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拘束されたい。

以前はとても考えなかったようなことを、最近はマジで考えるようになった。

…や、別に私生活では緊縛趣味の持ち主とかじゃないし。「当局に逮捕されてみたい」などという特殊な体験に憧れがあるわけでもない。

ただ最近、自身の創作活動における心境の変化を自覚するようになった、というか。

「誰かとの約束」による拘束力や強制力の必要性を強く感じるようになってきたと。…まぁ、そういう話です。(笑)

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…ここ数年、飛蚊症で目に不具合が発生して以来、創作が無条件に楽しい行為ではなくなってしまった。

自分の意志力で積極的に創作活動に取り組むのがキツくなってきたのだ。

…とは言え。創作活動に進捗がないと、これまた面白くない。

書かない作家など、ゴミかクズだ。

自分がゴミかクズである事を面白がったり楽しめるほど、おれはもう若くない。創作活動に進捗がないと、じわじわと精神的にツラくなってくる。

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…と、いうわけで。色々と試行錯誤してみた結果。

創作絡みで誰かとの約束を設定するのが一番だという結論に至った。

「三日後に、ラフ案をお届けします」

みたいな約束をしてしまえば、飛蚊症で気分がふさぎ込んでいても作業に取り組まざるを得ないのだから。

そして無理やりでも作業を続けているうちに、気分がアガってきたりする。

そう。約束による『拘束』こそが、おれを救ってくれるのだ。

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ただ、この『約束』から発生する拘束、強制力をうまく使うにはコツがいる。

『約束のによる期限の指定』は、不特定多数の誰かにしても、イマイチうまくいかない事が多いのだ。例えば「本日 何時までに新作の絵をアップします」とツイッターとかで宣言しても、不首尾に終わることが多い。

「誰かの期待に応えたい」よりも、「大事な人からの信用を失うのが怖い」という拘束の方が、より強制力を発揮するからね。(笑)

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…そんなこんなで。

最近は、自分から期限を設定して何かを約束する状況を多く設定するようにしている。

以前、商業のエロ漫画のお仕事をもらっていた時は、編集者さんとのやりとりで幾度もそういう機会が発生したのだけど。

残念ながら初回の入稿を済ませたけれど、次作以降のお仕事はキャンセルされてしまった。

だから今は、『自分から積極的にお客さんを捕まえ』『お仕事をいただき』『課題達成までの途中経過を幾度かに分けて報告する』という機会を設定する事を、意識的にやらねばならない状況なのだ。

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体力、気力の衰えを感じてきたら、色々と工夫が必要になる。

自分の場合は、約束による『拘束力』の活用、というわけだ。

忸怩たる思いはあるのだけれども。(苦笑)

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